管理型+報連相にいつまでしがみつくのですか?
LeanWoven Practice for DirectorWoven Practice for Leader
DXに必要なコミュケーションとは、いままで重要だとされてきた報・連・相の本質を残しながらも意思決定のスピードを上げコストを削減し従業員の活性化も狙った新たなコミュニケーションに変えることに他なりません。報・連・相というアーキテクチャのまま小手先のやり方を変えている時代は過ぎたのかもしれません。グローバルでは、Leanの取り組みの中で組織は加速しています。海外のLeanやアジャイルとの整合性を考えてもDXに必要なコミュニケーションに早くトランスフォームしなければならないのです。
日本に蔓延している報告会議
日本の一般的な企業では、入社したときから「報連相」を教えられます。これは上司と部下、チームで仕事をしていくときに重要なコミニュケーションの手段です。
しかし、ここにも問題や課題が潜んでいます。
- 報告書の作成に多くの時間が取られる
- 事実が見えない
- 良い情報しか上がってこない
- 現場に対する不信感がつのる
- 腹を割って話ができない
- 安心安全な環境が作るれるのだろうか など
「自律型マネジメント」と「目で見る管理」で脱却する
そこで、Leanの源流でもあるトヨタ自動車の経営会議について豊田章男社長が話されている内容がYouTubeにあったのでご紹介します。
「現地現物」や「目で見る管理」という考え方があります。これは、断片的に捉えるとあまり意味がないように見えるのですが、実は「報・連・相」の本質的な良い部分を残しながらも報連相が抱える問題・課題を解決し意思決定の正確さとスピードを飛躍的に向上させる機能を下支えしています。報告が中心の管理型マネジメントから脱却することで社員のやりがいを向上させ、報告のための負荷とコストを劇的に低減することができることをご紹介します。